先天性内反足及び内反足が右足に多い理由 1

はじめに

先天性内反足は、1000人に一人の発生率、その内の半数が両足で、片足発症の場合は、2対1の割合で右側に多いということです。
この一見漠然としたつかみどころのないデータも、股関節転位の観点からは、ある程度説明が付くのです。
股関節転位とは、骨盤を支えている左右の股関節が正常な位置になく、角度が異常になることを言いますが、それによって脚長差〔左右足の長さの差〕が生じます。右股関節が左右相対的にみて内旋すると、左足が長くなります。

 

先天性内反足及び内反足が右足の方は、左足が長い可能性が高い。

股関節矯正の観点から推測すると、両足発症の場合も、右足の方が重篤である割合が多いことでしょう。
日本人のほぼ8割は左足が長いからです。
男性では4人に一人、女性では5人に一人しか、右足の長い人はいません。

ハンズオブライトは基本的に女性専用ですし、整体に足を運ぶのも左足の長い陰性な体質の人が多いので、私は、日々、同じような矯正ばかりしています。

左足の長い方たちの短い方の右足を開くんですね。

症状の出る部位もほぼ似通っています。例えば、右股関節が痛み開きづらい、右肩こり、右肩の異常、膝の痛みははじめは左ひざから出る場合が多いです。
そしてやはり皆さん、生理痛や生理不順、便秘、頻尿などをはじめとする内蔵の不調に悩まれていて、足裏の各臓器の反射ポイントを押すと、とても反応します。

そして、右股関節が内旋といって内側に捻れています。

短い方の足は外旋している場合もありますが、転位〔股関節の角度の異常〕が過度になって様々な疾患を抱えるのは、この、内旋〔内ねじれ〕が圧倒的に多いため、私は、施術ベッドの右側に周り、右股関節を開く矯正をしている事が多いのです。

内旋が進行しますと、股関節痛、変形性股関節症、そして尖足、内反足、先天性内反足などに発展します。

 

先天性内反足でいらした方を施術矯正しました。

数ヶ月前、先天性の内反足の30代の方が見えましたが、この方も、右足のみの内反足でした。

はじめてご相談を受けたとき、メールには『先天性内反足で、左足が太くて悩んでいる』ということなどが書かれていて、内反足は右足が強く、右足の開きが悪いのではないですか?と返信しましたら、その通りですということでした。

股関節が過度に内旋していると股動脈が圧迫されて血流が悪くなり、非常にか細い足になります。股関節疾患の方には珍しくなく、矯正されると、筋肉がついてしっかりとしてきます。両股関節共に過度に内旋していると両足がか細くなりますし、片足だけの場合は、この方のように、内旋している右足だけ細くなるのです。

先天性内反足及び内反足が右足に多い理由 2

先天性内反足及び内反足が右足に多い理由 3