側彎症の改善例

A・Hさん  小学生  東大和市

小学生の女の子の側彎症の改善例です。

学校の健康診断で側彎症と言われ、病院でレントゲンを定期的に撮り進行の度合いを調べていますが、側彎した背骨をまっすぐにする治療法はなく、成長期で身長が伸びていってる中、これ以上進行しないように、背骨を固定する目的でコルセットを薦められたということです。それを就寝中もつけていて、元々息苦しさがある上に休んでいる時まで胸を圧迫され、顔色が悪く、気分も悪いという状態でした。

全身的な疲労や息ぐるしさの他にこの気分の低調さの問題が見た目に明らかで、病院通いやコルセットと併行して股関節の矯正を受けさせたいというお父様のご意向でした。医学的な見解に基づいて色々と質問されるのですが、こちらは西洋医学ではないので難しいところですね。

左股関節が外旋・外転、右股関節が内旋・内転していて、左足が長く、150センチ足らずの身長に比して骨盤の高低差が非常に大きいため、脊柱が腰骨の付近で右側に倒れ、胸椎のところで左側に向かう右凸のカーブを描いています。

 

『突発性側彎症ですか?学童期側湾症ですか?』

と尋ねられましたが、突発性側彎症は原因の分からない側彎症を指すので、股関節の矯正で改善されている現実を見ればよいだけです。一回目の矯正の後、骨盤の高低差〔脚長差〕が縮まり背骨の歪みは全体的に緩やかになったとお伝えしました。しかしその後、すぐに病院でレントゲンを撮られて問題とするコブ角の角度に反映されてなかったということです。

股関節矯正は受けさせたいのだけど、その効果には何故か最後まで懐疑的なお父様でした。そういう場合、原因を理解されないのだから、突発性側彎症ということになるのでしょうか。そうお答えしました。

また、発症年齢により学童期側彎症などと病名がつくのですが、この年齢で側彎症であれば、幼少時、もしくは胎内にいる時から多かれ少なかれ側彎していたものと思われます。その時気がつけば、乳幼児期側彎症だったかもしれません・・・。医学が定めた基準に満たない場合、発見されることも問題にされる事もありませんが、ご本人としては不調を感じ、どちらにしても、ゆがんだ背骨のまま成長していくわけです。

初回矯正後に骨盤の高低差が縮まった事を確認、ご本人は体が楽になったから矯正を続けたいと言われたそうです。その後、二週に一度のペースで矯正を続け、脚長差もそれなりに縮まり体も整って行きました。

そして後日、病院の検査でコブ角の角度が改善されていて、もうあまり大した側彎ではないということが分かったそうです。矯正4ヶ月を過ぎた頃でしょうか?お父様がふと仰られたので、私も事実を知ることができました。転位という原因に対処した結果が病院の検査で証明されたという事なので、喜ばしい限りだと思います。

このように、12歳の女の子の側彎症は過度の脚長差からもたらされていました。転位を矯正する事で、息苦しさや気分の低調さなどから少し脱されていたように思います。お受験や運動などに積極的に取り組まれているようでした。お教えした矯正動作等守られて、状態を維持されていればと願っています。

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