変形性膝関節症の膝の痛み 1

T・Sさん 所沢市在住 60代

こちらの方は6年程前転倒した際、腰を強く打ち、頭を二針縫う大けがをされ、レントゲン撮影をしたところ、腰椎二番、三番が狭窄、脊柱側弯症と言われました。

その後、左膝の痛みが酷くなって行き、こちらにいらっしゃる三、四か月前、病院を受診したところ、変形性膝関節症と診断されました。痛みを抑えるため、ヒアルロン酸注射を二回打たれたということですが失敗、注射時の激痛も耐え難く、以後は打つのをやめました。

その後、色々と調べられてこちらにいらしたのですが、左膝の痛みは休んでいるときも出ていて、手すりに捕まらないと歩けない状態、この左膝の痛みの他に、左股関節、左腰骨の痛みと主訴は左側に集中していて。肩のみ右側に痛みが出ています。

両股関節共に内旋していて、右脚が長く、長いほうの右足に重心をかけ立っています。これは患足である左足に、重心をかけて立っていられないためで、膝の状態が今のように悪化する前は、左足に重心をかけて立っていたはずです。

もともと右足の長い体質で、六年前転倒された際、この左右の脚長差が増大し、脊柱側弯症、脊柱管(腰椎)狭窄症が起こったわけです。その後、股関節転位が進行し左股関節が更に内旋したため、左足に、今までより比重をかけて立つようになりました。そのような中で、この左股関節と左腰骨の痛み、そして、変形性膝関節症に至る左膝への力学的圧迫が増していったと考えられます。

【初回施術】

極端に内旋・内転している左股関節を重点的に矯正しました。矯正後は、両足共に左右に大きく開けるようになり、椅子に座った時、自力では上がらなくなっていた左足を自然に上げて動作してることに気が付き、思わず歓喜の叫び声をあげてらっしゃいました。足を前に運びやすくなり、二回目いらした時には、姿勢がかなり良くなっていました。家の中を移動する時用に手すりをつけていたということですが、それが、いずれはいらなくなりそうだと嬉しそうに話して下さいました。

変形性膝関節症の膝の痛み 2